何故NGO/NPOでモリンガ社会事業をする事になったのか?(その1)

初めまして!
今日からブログを始めることに致しました。
熊本市在住で古希を迎えた九州男児です、「Naminoru (波乗る)」が私のニックネームです。

永年日本のメガバンク(昔の都市銀行)で働き、大阪、東京、New York、横浜で家族ともども転勤族として暮らして来ました。そして郷里の熊本の信用金庫に出向、外国為替業務を立ち上げ、その後信用金庫で10年ほどお世話になり、還暦を迎え定年退職を致しました。

定年前、退職後は何をしようか?といろいろと迷った末、今まで経験したことが無い事に挑戦してみようと思い、思い切ってNGO/NPOに参加してみる事にしました。当時は「NGOインドに幼稚園を作る会」という熊本県天草市に事務所を持つ任意団体でした。2008年7月にNPO法人化し、副理事長として8年間ほど活動して参りました。

このNPO法人はインドのムンバイ市でも最貧のカマティプラ地区に地場NGO AAWC ( Apne Aap Women’s Collective )と協働して幼稚園を作り・運営を行っています。

インドでは、毎年約2万人の少女達が騙されて、インドの寒村、ネパール、バングラデシュなどからムンバイのような大都会の売春宿に売られてきます。少女達の家庭は貧しく、初等教育さえまともに受けられません。

その少女達はやがて望まぬ妊娠をし、子供が生まれます。その子供達は売春宿での不衛生で、悲惨な生活を強いられています。家庭的な雰囲気・食事や教育もまともなものは何もありません。母親の無知と貧困がそのまま子供達に引き継がれていきます。

NPO法人はAAWCと協働して、これらの子供達に初等教育と健全な生活習慣を教えています。現在2カ所に幼稚園を持ち、125名の園児達に教育や食事を与えています。

子供達への支援を強化するため、2011年7月からデカン高原パトダ地区、ガンダルワディ村に6haの農地に栄養が豊富で「生命の木」と言われているモリンガの木3000本を植え育てています。
その主な目的は貧しい ①子供達の栄養不足の解消、②農村部の地域社会開発を進めることです。

このモリンガプロジェクトのチームリーダーとして、発想、企画、現地視察、インド人との折衝など
積極的に関わってきました。
プロジェクトの内容や経緯などはHP(http://moringasb1025.org)を是非ご覧ください。

コメント

  1. 工藤 博です より:

    少人数では 難しい でも出発は少人数からですね、私はロータリークラブではwe serveでI serveではやはり無かったです。

  2. 寺本 藤美 より:

    naminoru様

    ブログ開設おめでとうございます。

    早速、拝見させていただき、事業の内容から、金銭的な支援ではなく
    モリンガ農園=貧困解決=将来的に生活の安定。将来性があるところが素晴らしいです。

    わたくしも、今後も、応援させていただきたく思っております。

    • nagano minoru より:

      なるべく若い人にも理解される内容のブログの記事にしたいと思います。
      知人友人にも教えて頂き、ファンを一人でも増やしたいと思います。
      よろしくお願い致します。